九日月(月齢8.620)

 このところ勤務シフトが目まぐるしく変わるので、体内時計が狂いっぱなし。今日も夜間の仕事が明けて、何だかボォ〜と過ごしている。ふらふら頭では鳥見の気分にもなれず、秋の気配はベランダからの月見で味わうのみの体たらく。

 上弦から一日経った旧暦九日の月はほんのり丸みを帯び始め、望遠鏡で眺める月面ではプトレマイオスなどの夜を脱したクレーター群が美しく浮かびあがっている。月面を巡る日々の変化は想像力を刺激して止まないね。

撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) / CASIO EX-Z850