こちらは概ね日の出時刻の4時54分に撮影。漆黒を脱した背景は青味を増しつつある。上の画像から2時間経過しているが、相変わらず弦は緩い弧を描いている。
月の直径が短辺に収まるいつものズーム位置なので焦点距離はf=9.5mmとなり、35mm換算値はf=2284mm相当となる。
余白が広いのは月の地心距離が40万キロを超えているため。月と地球の隔たりは36万〜40万キロと一割は大きさが周期変動している。肉眼で知覚できるほどではないが、毎回同じ条件で撮っていると驚くほどの変化が分かる。
- 月の視直径(地心距離の最近と最遠)>http://www.ts-pw.com/nightsky_moonetc.html
撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) / CASIO EX-Z850