蒼鷺(アオサギ)

コウノトリ目サギ科】
 午前8時の時点で30度に迫る炎天下。噴き出す汗に閉口しつつ里山を散策した。肝心の野鳥も姿が少なく、耳を澄ませてもガビチョウやムクドリの騒ぐ声が聞こえるばかり。
 だが谷戸へ下り田んぼを見渡すと、さして広くもない範囲にアオサギが3羽。ちょっと不思議な光景ではある。そもそもアオサギほど大きな鳥の食欲は相当なものだろう。その大食漢が3羽も集まるほどの小動物(どうやらオタマジャクシやカエル、大きめの昆虫などが狙われていた)が生息するとは、畦の際まで雑木林が迫る谷戸の田んぼは健全なんだろうな。

 図鑑によるとウイングスパンは160〜175cm。眼前を飛ばれるとさすがの迫力だ。

撮影データ :Canon EOS 20D + EF400mmF5.6L / 2011年06月 横浜市青葉区
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