さよならJALジャンボ

 「ジャンボ機」の愛称で親しまれてきた日本航空ボーイング747−400型機が1日、ラストフライトを終え成田空港に到着した。ホノルル発JL75便(乗員乗客421人)と沖縄発JL3098便(同272人)の最後の2便が駐機場手前に差し掛かると、社員が「ありがとうジャンボ」などと書かれた横断幕を手に乗客らを出迎えた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011030100608

 なにしろJALは運賃も高く、チープトラベラーには高嶺の花。初めてB747に乗ったのは30年ほど前のTG(タイ航空)太平洋路線。鶴丸ジャンボの初利用は80年代後半の中東往復(南回り欧州路線)だったと記憶しているが、あれは今で言う747クラシック、B747-200シリーズだったはず。そして去りゆく最後のJAL747はウィングレットが特徴的な-400型。残念ながらこの型にはANAなど他のラインでしか乗ったことがない。
 国際線搭乗経験の中でJALの利用は数えるほどだが、それでも一時代が終わったような気がしてくる。
 サヨナラ、そしてアリガトウ。