ウナギの一生

 マリアナでウナギの卵が採集された。以前からの仮説が証明され、謎に満ちたウナギの生態解明に一歩近づいたということか。さらにその先には完全養殖へと続く活路が見えてくるわけだ。クロマグロの乱獲問題も然りだが、水産資源の安定確保は未来の必然であるはずだ。
 ところで、漫然と見ていた民放ワイドショーでこのニュースを取り上げた際、コメンテーターの一人が馬鹿に仕切った様子で「だからどうした」的な内容を発言していた。この手合いはよほど脳天気に海には食える魚が沢山いて未来永劫心配ないとでも思っているのか、それとも基本的に半径数メートル程度にしか関心が持てないusurabakaなのだろう。もちろん言論は自由でなければいけないが、馬鹿の垂れ流しだけは勘弁してほしい。