この辺りの月齢だとティコの周辺が複雑なな表情を見せてくれる。満月時にクッキリ浮かびあがる放射状に伸びる光条もドラマティックだけど、ほどよい斜光に浮かびあがる起伏に富んだ地形も太古以来連綿と続く隕石の連打を物語ってあまりある。
さてさて、師走の夜空を満ちゆく先は来週火曜の皆既月食。元日未明の部分月食に幕を開けた2010年。皆既月食がフィナーレを飾ってくれるのだろうか。来たる日の天気が気になり週間予報の変化に一喜一憂する日々。
撮影データ ：Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) / CASIO EX-Z850
