明けの明星(金星)

 というわけで何かと今が旬の金星。早朝5:40、夜明けの予感が漂いはじめた東南の空で輝いていた。
 相変わらずユラユラだが、比較的整っていた画像を8枚チョイスしてコンポジット処理。まぁ今までが悪すぎたのだがこれまで金星を撮ってきた中では最も整った画像を得ることが出来た。
 明るさ等級はマイナス4等星とさすが太陽に近いだけのことはある。ISO50でテレ端、しかも暗い50xアイピースなのにシャッター速度1/200秒は昼間の鳥撮りでさえあり得ないシャッター速度。明星や暁星といった異名にも理屈抜きで納得。

撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) / CASIO EX-Z850