白鶺鴒(ハクセキレイ)幼羽?

【スズメ目セキレイ科】
 見慣れたはずのハクセキレイだが、見かけた瞬間に感じた違和感の正体は過眼線の下に見える頬線(ホウセン)の存在だった。顔の黄色味からすれば第一回冬羽と判断するところだが、頬線は孵化後3ヶ月程度で消えると聞いた記憶がある。よほど遅めに生まれたのかはたまた個体差(個性)としてかたづけるべきなのか。
 さらに悩むのが雌雄識別。額部の白い面積からすればメスなのだけど、頬線が消え残っている段階ではまだまだ変化の途上とも考えられる。ここは判断を避けるべきなのだろう。ハクセキレイは意外と手強い存在だ。

撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2010年11月 川崎市麻生区
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