いつもは低めの色温度で無彩色っぽく撮っているのだが、今夜はホワイトバランスをデイライトに設定して撮影してみた。が、本来の月面にはさほどの彩度はなく、むしろいつもの設定で撮っている灰色が正解であるようだ。赤っぽく見えるこの色味は地球の大気というフィルターによって着色されているわけだ。
- スコープ：Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース)
- カメラ：CASIO EX-Z850 ＞ISO50・WB:Daylight・f=11.8mm・Mode:M(F3.6・1/60sec)・AF
- データ処理：トーンカーブ調整・トリミング・リサイズ（何れもPhotoshop）
コペルニクスクレーターが見頃だったので最大倍率＋50%トリミングで切り取ってみた。スケール感がサッパリ掴めないが、これで直径が93km、深さは3760m。月面の起伏は想像以上だ。
