鷭(バン)

 葦原から姿を現したのはバンの親子。通例ヒナは愛くるしいものだが、バンに関しては例外かもしれない・・・・などと思うのは人間の身勝手。親鳥の視線は絶えず3羽のヒナに注がれていた。

 ところで、バンのヒナを眺めるうちにアンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」を思い浮かべてしまった。あのストーリーの影響でハクチョウのヒナは可愛くないのだろうと思い込んでいたけれど、実際のヒナはなかなか愛らしいという事実を知ったのはつい最近のことだ。いやはやバンには恐縮な余談ではあるが・・・・
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