なにしろアヒルのルーツはマガモ。中でもアオクビアヒルは原種のマガモに限りなく近い色柄。フィールドではどちらなのか瞬時には判断できないことがあります。ということで、まことに僭越ながら両者の相違点を整理。
と、ここまで整理はしてみたけれど、野生化したアオクビアヒルは世代交代を繰り返すうちに先祖返りしてマガモに近くなるそうな。ましてアイガモ(合鴨)はアヒルとマガモの交配種。マガモとアオクビアヒルの交配だと人工的な先祖返りじゃないですか。しかも有機農法用のアイガモは水田に適合すべく小型化しているそうなので、やはり両者の識別は一筋縄ではいかないようです。
家禽なので当たり前かもしれないけれど、なんだかブタとイノシシの関係に似ているなぁ。そっかぁ、アイガモはイノブタと同じ境遇なのかぁ・・・・
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