木星(Jupiter)

今宵の小望月を東南に望めば、寄り添うがごとき一際明るい星が目に入ります。その正体は太陽系最大の惑星「木星」。フィールドスコープを向けてみると、くっきりと横縞模様が見えました。写真はフィールドスコープに50xアイピースを装着しデジカメは望遠端、さらには等倍切出。後で時間を作ってコンポジットしてみる予定。
    ・・・・ と言うわけで8枚コンポジットと比較。でもノイズが減った程度で大差なしでした。

    ・・・・ さらに、JNZさんのアドバイスに従ってRGBのズレを補正。少〜し締まった感じ・・・・かなぁ。

その木星を周回する中で、一際目立つ4個の衛星。現在までに発見された衛星の数は63個ですが、小口径望遠鏡でも容易に見ることが出来るこの4個は発見者にちなんでガリレオ衛星と呼ばれています。木星の輝きが強いので、衛星に露出をあわすと横縞が飛んでしまいました。

レプリカの写真を見る限り、ガリレオの望遠鏡は対物口径50mm程度かな? 私の鳥見鳥撮用フィールドスコープ(KOWA TSN-824M)の口径は82mm。彼が見た以上のモノが見えるはずだけど、どう目を凝らしても見えた衛星はこの4個どまり。ガリレオ後にカタログ入りした衛星を見るには、どれほどの大口径が必要なのでしょう?