翡翠(カワセミ)♂幼羽

その池の在りかはひっそりと暗い林の奥。小魚やザリガニの姿に確信を深めカワセミが留まりそうな処を探してみると、数カ所で白いフンの痕跡を発見。ここまで状況が出揃えば三脚をセットしてひたすら待つのみです。

やがて現れたのがこのカワセミ。腹部のオレンジや背中のブルーの鈍さと黒ずみの残る脚からこの春に生まれた幼鳥と判断。クチバシも心なしか短いように見えます。
最初の1年を生き抜くことが出来れば色鮮やかな成鳥となるでしょうが、過半の幼鳥は1年の壁を超えられないのだとか。スコープのファインダー越しに思わず「頑張れよ」って呟いてしまいました。
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