蒼鷺(アオサギ)幼羽

コウノトリ目サギ科】
小雨に煙る水田は人影もなく、警戒心の強いアオサギも寛いでいる様子。水を引いて一月足らずの田でいったい何を狙っているのかと観察してみると、どうやら獲物はカエル*1のよう。あの大きな体を維持するには相当数のカエルが必要でしょう。

背丈が0.9-1m、翼幅は1.8mもあるアオサギは日本に分布するサギの中で最大種。ツルやコウノトリが見られなくなった南関東の現状では普通種としても最大となります。最近は増加傾向といわれているけど、魚やカエル、時にはヘビさえ捕らえる食性ゆえに都市近郊で見かけることは少なくなってきたように思えます。
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*1:遠望した限りではトウキョウダルマガエルかも