セラードは新種の宝庫

ブラジル中西部で脚がないトカゲなど14新種一挙に発見
【ワシントン=増満浩志】ブラジル中西部に広がるサバンナ林「セラード」で新種とみられる動物14種が見つかった。
 米環境保護団体コンサベーションインターナショナル(CI)とサンパウロ大(ブラジル)などのグループが29日、発表した。 
内訳は、魚類8、爬虫(はちゅう)類3、両生類と鳥類、哺乳類が各1種。29日間の調査で、一挙に見つかった。このうち、トカゲの一種は脚が退化して、まるでヘビのような形。脚がない方が砂地の上を移動しやすいらしい。

 セラードは、世界でも有数の生物の宝庫だが、「隣接するアマゾンの熱帯林の2倍の速さで、農耕地や牧場に転換され、貴重な種を喪失している」(CI)という。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080430-OYT1T00278.htm

今回の調査対象はブラジルのサバンナ林のセラード。一ヶ月の調査でこれほどの成果が上がるところが凄いなぁ。熱帯雨林のアマゾンは言うに及ばず大湿地帯のパンタナールなどにもまだまだ未発見の動植物が居そうですね。脚が退化したトカゲはアシナシトカゲの仲間なのかな?