新種の爬虫類化石

新種トカゲの化石発見、植物食では世界最古…石川・白山
石川県教育委員会などは13日、同県白山市白亜紀前期(約1億3000万年前)の地層「桑島化石壁」から、新種のトカゲ類の化石が見つかったと発表した。
 歯の形から植物を食べていたとみられ、植物食のトカゲではこれまで最古とされた北米の白亜紀中ごろ(約9960万年前)の地層で見つかった化石を約3000万年さかのぼり、世界最古になるという。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080313-OYT1T00634.htm

新種の爬虫類化石(石川県白峰村
 石川県教育委員会は2日、同県白峰村中生代白亜紀前期(約1億3千万年前)の地層「桑島化石壁」から、ヘビに進化する1歩手前のトカゲの仲間「ドリコサウルス類」の新種の化石が見つかったと発表した。

http://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub2/hokuexp/isi/isi_shiramine4.htm?from=goo

原爬虫類から進化した恐竜は竜盤類と鳥盤類の二系統の総称で、モササウルスの仲間やプレシオサウルスに代表される首長竜、現代のイルカに似た魚竜などはこれに含まず爬虫類に分類されます。で、今回発見された化石はヘビに進化する過程のトカゲだとか。四肢の退化したヘビが登場したのはいつ頃のことなのか、ふと気になりました。

ところで、絶滅した古生物の場合、「新種」という表現にはいささか違和感を覚えます。新種の絶滅種って紛らわしくないかなぁ。