十代から二十代前半のおよそ十年間、好んで聞いた邦楽・洋楽それぞれ十曲を選んでみました。これじゃ歳がバレバレじゃん。
◇邦楽
・Mr.サマータイム(サーカス)
・思い出が多すぎて(高木麻早)
・各駅停車(猫)
・中央フリーウェイ(Hi-Fi Set)
・サボテンの花(チューリップ)
・青春の影(チューリップ)
・傘がない(井上陽水)
・帰れない二人 (井上陽水)
・時代(中島みゆき)
・珊瑚礁よ永遠に(惣領泰則)
選ばなかったけど岡林信康や高田渡なども聞いてました。けれど酔えない酒を飲むような、今ひとつ垣根を跨ぎきれないもどかしさがあったかも。あれは背伸びというか一種の青臭いポーズだったのかな。こうして選んでみれば結局のところヤマハのポプコンだの某国営放送の「ステージ101」辺りの影響が濃厚。アイドル歌手に熱を上げるのと大差のないミーハーだったようにも思えてきました。
◇洋楽
・青い影(プロコル・ハルム) Whiter Shade Of Pale (Procol Harum )
・ザ ロング アンド ワインディングロード(ビートルズ) The Long and Winding Road (The Beatles)
・マイ スウィート ロード(ジョージ・ハリスン) My Sweet Lord(George Harrison)
・サウンド オブ サイレンス(サイモン&ガーファンクル) Sound Of Silence (Simon & Garfunkel)
・遙かなる影(ディオンヌ・ワーウィック or カーペンターズ) Close to You(Dionne Warwick or Carpenters)
・長い夜(シカゴ) 25 or 6 to 4 (Chicago)
・雨を見たかい(CCR) Have You Ever Seen The Rain (Creedence Clearwater Revival)
・雨にぬれた朝(キャット・スティーブンス) Morning Has Broken (Cat Stevens)
・マサチューセッツ(ビージーズ) Massachusetts (Bee Gees)
・サークルゲーム(バフィー・セント-メリー) The Circle Game (Buffy Sainte-marie)
プロコルハルムはリアルタイムじゃなかったし、ビートルズ末期の顛末もぎりぎり知っている程度。だけど耳には強烈に残っています。あの頃の洋楽は反戦運動や宗教観などを色濃く反映していて、同時期の邦楽に比べると歌詞が濃厚。今聞いても良い曲が多いなぁ。
その後ジャズに夢中な時期があり、さらにはスパニッシュギターへと嗜好が移ろいました。だけど多感な時期に刻み込まれた楽曲は格別なもの。色褪せないものですね。