もはや旧モデルですが、我が家の固定電話兼FAX、そしてプリンターや簡易なカラーコピー機として使っているのが一昨年の夏に購入したブラザーのデジタル複合機MFC-830CLWN。家庭内のLANで結ばれた２台のデスクトップPCからプリンターとしてだけでなくスキャナーとしても使えるので重宝しています。LAN上でのプリンター共有は当たり前だけど、スキャナーの共有って意外に便利ですよ。OCRを使う頻度が増えました。スキャニングはそんなに速くないけど、使うたびに接続するよりは楽ちんです。
さて、今更ではあるけれど、もっぱら持ち出して使うことの多かったVAIOノート(SZ91PS)にドライバーソフトをインストールしようとしたところ、インストール中にブルースクリーンが現れリセットしてしまいました。プリンタードライバーだけは何とか組み込めたけど、スキャナー機能で転けてしまっては悲しすぎます。OS(WinXP)のディバイスマネージャーを見るとイメージングディバイスの項に複数の不明なディバイスが出現し削除も出来ない始末。
とりあえずブラザー社に症状をメールしたところ、三日とあけずに対策ドライバーのCD-Rや説明書きが送られてきました。それによるとVAIOノート(SZ91PS)に組み込まれているWebカメラのドライバーと競合を起こすことが原因だったとのこと。早速説明に従って不明なディバイス削除と対策ドライバーをインストール。いやぁ、成功はしたけれど楽々というわけではありませんでした。不明なディバイスを消すためにインストールと再起動、そして削除というシークエンスを数回繰り返す必要があったし、インストールを終えた段階でPhotoshopCS2が起動できず、修復セットアップする羽目に。「復元ポイント」で遡った分のアップデートだとか、何やかんやで３時間はかかったかも。
対応の早さから推し量るに、この症状はWebカメラ内蔵機ではありがちなトラブルなのかも。ブラザーのサイトではWebカメラ内蔵パソコンとの競合問題はアナウンスされていないし、ダウンロード出来るドライバーも製品添付の同じバージョンです。今回のように対症療法的な対策しか用意していないのでしょう。だけど修復や再インストールの作業は不得手な人には荷が重すぎるだろうなぁ。迅速な対応と周知レス。なんだか矛盾を感じます。
