瑠璃鶲(ルリビタキ)♂

年明け早々地元の谷戸で見かけたルリビタキのオス成鳥。公園などで餌付けされた個体と違ってなかなか近づいてくれません。それでも長期戦覚悟で粘っていると、持ち前の好奇心と警戒心がせめぎ合っている様子が見て取れます。数日通い続け、ようやく撮影に漕ぎ着けることが出来ました。

↑暗がりなのでデジスコのシャッターは1/13sec。尾羽がぶれて消えちゃったけど、久々の美しいブルー。

↑こちらはデジタル一眼レフだけど、距離が遠く思いっきりトリミング。
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さて、1/2掲載の個体も同じ谷戸で撮影しています。それだけではなく鳴き声から判断してこの谷戸には3〜4羽のルリビタキが居着いた模様。奥行きがせいぜい100m程しかない小振りな谷戸を巡ってこれだけの個体数が生息することに驚きを禁じ得ません。しかもこの谷戸を含む里山エリア全体となると、意外に多い個体数がカウントされているそうです。冬の平野部にこれだけの密度でやって来ると言うことは、彼らが夏を過ごす亜高山帯ではそれ以上の密度でせめぎあっているのかもしれませんね。