雲雀(ヒバリ)♂

我が家周辺では年を追うごとに空き地が失われて、空き地の草むらで繁殖する野鳥たちも姿を消していきます。初夏の空をこれでもかとばかりに高く飛び、賑やかに歌うヒバリの姿もめっきり減ってしまいました。運良くヒバリのさえずりが聞こえたら、聞こえて来る方向のもっと上を見てみましょう。豆粒ほどにしか見えないほど高いところで歌いながら羽ばたき続けるヒバリを見つけることが出来るはず。

なにしろこの装い、地上のヒバリを見つけるのはなかなかの難事です。上空のヒバリを見つけたら根気強く降りてくるのを待ちましょう。降りたところを素早く双眼鏡や望遠鏡で覗くと姿を見ることが出来ます。ただし空高く歌うのはオスの縄張り誇示行動なので、この方法で見ることが出来るのはオスに限られます。といってもヒバリは雌雄同色。運よくメスに遭遇できてもわかりはしないけど。

  • ▲ EOS 20D・EF400mmF5.6L USM / ▼ CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M+TSE-14WE

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