かつて東京は象や海牛の楽園だった

ジュゴンの仲間・海牛の全身化石、新種か…東京・多摩川
ジュゴンなどの仲間の、大型海牛(かいぎゅう)類の全身骨格化石が、東京都狛江市を流れる多摩川の約120万年前の地層から発見された。
化石は、子供ながら全長5〜6メートルと推定され、約200年前に絶滅した史上最大のステラー海牛に進化する途中の新種の可能性がある。大型海牛の化石は北海道など寒冷地で主に見つかり、関東の都市圏での発見は異例だ。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070511i306.htm

川崎市の百合ヶ丘と溝の口でゾウの化石(関東象:パラステゴドン)が出土しています。これも100万〜150万年前と推定されており、当時の多摩川河口付近はなかなか動物相が豊かな沿岸地域だったことを忍ばせます。