川鵜(カワウ)

一度は絶滅を危惧するほど減ったしまったカワウですが、最近ではすっかりその数を回復しちょっとした河川ではかなりの数を見かけます。しかもペリカンの親戚だけのことはあり、かなりの大食漢。内水面漁協のドル箱である稚アユを遡行途上の堰などで大量に食べてしまいます。この水産被害と営巣地での糞害が問題となり、とうとう狩猟鳥獣に指定されてしまいました。
写真は多摩川の堰に設けられた魚道*1脇で憩おうカワウ。こうした光景がまたしても遠い記憶になってしまうのかも知れません。

  • 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース)
  • カメラ設定:f=19.7mm・F4.8・1/30sec・AWB・ISO50(合成焦点距離f=3032mm相当 F7.7)

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*1:堰やダムに設ける魚が遡上するための仕組み