だからさぁ

東京都府中市四谷のネギ畑に、国内では珍しいツキノワテリムク(スズメ目ムクドリ科)が訪れている。
美しい姿に、近所の人たちは、飛び去らないようにと、餌を置いた止まり木を畑に据え付けた。
本来はアフリカに生息する。翼の青色と腹のオレンジ色が特徴で、首の周囲には三日月形の白い模様が鮮やか。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070226ic27.htm

バードウォッチャーの間では数週間前から話題になっていましたが、例によってメジャー新聞が記事にしてしまいました。地主さんや周辺住民の方々に迷惑が及ばぬよう祈らずにはいられません。
しかも、相変わらずの美談調。ペットの籠抜けとおぼしき越冬可能な外国種がこうして存在することへの警鐘は無しなんですね。昨年神奈川県で話題になった珍鳥オガワコマドリ騒動でも尻馬に乗って報道していましたが、あれはたまたま現れた珍鳥をエゴむき出しの餌付けでそこに留まらせたと言っても過言ではありませんでした。
前回の餌付けにしても今回のような籠抜けにしても問題提起すら出来ないなんて、少なくともこの分野は旧態依然ですね、Y新聞。