経験不足といわれればそれまでですが、カワラヒワの雌雄識別にはしばしば手間取ります。手元の図鑑によれば、「メスは頭部の褐色味が強く、全体に淡色」となっていますが、記述そのものがオスとの比較が前提。これでは単独でいた場合の識別には躊躇してしまいます。
たまたま同じ木に留まった群れの中から雌雄それぞれを撮ることが出来ました。同じ光線状態なので識別の参考になると思います。
↑オス。頭部は暗緑色とでも言うのでしょうか。そして背や腹はオリーブ系の褐色。クチバシ基部から目にかけてが黒ずんでいるのでちょっと強面にも見えますね。
↑メスはまさに「全体に淡色」。頭部の褐色はオスと異なり緑味が無いのが特徴ですが、クチバシ基部の黒ずみもないので優しげな風貌です。