稲穂が重くなる頃から刈り入れが終わり天日干しまでの期間、防鳥ネットを張る稲田が増えてきました。一度でも稲穂に群がるスズメの大群を眼にすれば、農家にしてみれば無理からぬ事情も察せられます。
一方で防鳥ネットの犠牲になる野鳥も少なからず発生します。そして多くの場合犠牲になるのは農作物を荒らすことのないセキレイ*1やカワセミ*2だったりするのが現実。景観は損なわれるかもしれないけれど、ネットをもっと目立たすことが出来れば防げる可能性があるように思えてなりません。
↑白い防鳥ネットに絡まり命を落としたハクセキレイ。
黄色やオレンジなど他の色でも結果は同じでしょうか。「浸入を防ぐ」という本来の意味ではもっと太い糸で編んだネットでも機能するように思えます。