次世代国産旅客機

読売の社説でYS-11後継機の話題に触れていますが、素人なりに整理するとこのあたりが必須条件ではないでしょうか。

  1. 70-100席クラスのセミファットキャビン
  2. 巡航速度700km/h以上の低燃費&低騒音のターボファン双発
  3. 客席からの見晴らしがよいショルダーウイング
  4. 離島の1000メートル滑走路でもフルペイロードでの離着陸が可能なSTOL性能
  5. フルペイロードで2000キロ以上飛べる航続距離

ジェットかペラかは離島での運用を考えるとバードストライクのリスク低減でもターボファンジェットが有利かな。高所での運用もジェットのほうがSTOL性を確保しやすいように思います。ショルダーウイングについては見晴らしの良さだけでなく僻地空港でのタラップレスや不整地に強いボディー格納の低圧タイヤなどメリットが多いと思うんです。


 ところでこのサイズだと航続距離やキャビン容積が足りないかもしれないけど次世代対潜哨戒機と共用にするのは難しいのかな。機体の軍民共同開発なら開発費を圧縮できるんですけどね。といいつつ救難飛行艇US-1の輸出を阻んだ武器輸出禁止の壁が立ちはだかりそうだけど。機体を軍民共同開発しても民間機仕様は輸出できるのでしょうか。