磯鴫(イソシギ)

 東京からだと南西に2100km、台湾まで僅か200kmの位置にある八重山諸島でも日頃見慣れた野鳥を目にします。留鳥のスズメは別格*1として、お馴染みさんの多くは渡り鳥。特にツバメやイソシギはその数の多さに驚かされました。本来八重山でのイソシギは冬鳥なんだそうですが、8月末にもかかわらず、かなりの数に遭遇。ひょっとすると定着(留鳥化)しつつあるのかな。

西表島の仲間川で観光船を先導するかのようなイソシギの群れ。翼上面の白線が特徴です。十羽ほどで群れをなし、マングローブの水路を縫うように飛び去りました。
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*1:多くの場合は留鳥ほど亜種レベルで固有種化しているので、スズメの渡来はまだ日が浅いのかも