デジスコ周辺のDIY

時折降る雨を口実にスコープ周辺のDIY。手を付けたのは照準装置と対物絞りです。


☆照準装置
スコープに付属するストロータイプの照準装置がカメラを装着すると使えないので、LEDポインターによる照準装置を取り付けました。本来は射撃用の照準器で、ドット(ダット)サイトと呼ばれているようです。


取付にはデジカメ本体のアクセサリーシューや三脚取付ネジ穴を利用することになるのですが、それが出来なくてもデジカメ接続ブラケットにはこれを取り付けるステーやアタッチメントが用意されていることが多いようです。ところがわたしの入手したカメラEX-Z850及びコーワ製のブラケットTSN-DA850ではいずれの方法でも取付ることが出来ません。


結局バランス調整用のロングシュープレートから左後方にステーを出し、小型自由雲台を介して取り付けてみました。当面は運用しながら使い勝手を工夫してみるつもりです。


☆対物絞り
TSN-824Mの対物レンズはフィールドスコープとしては大口径の82mm。メリットは言うまでもなく明るさですが、当然ながらピント(被写界深度)が浅いという性格も持ち合わせます。ちょっと前には対物レンズ前に取り付けるメーカー純正の「60mm対物絞り」というパーツが存在した様です。これは明るい環境なら口径を60mmに狭めることでピントを深く、つまり合焦し易くしちゃおうというパーツで、スコープ入手と同時に探したのですが時既に遅し、廃版となってしまったそうです。


で、プロテクトフィルター装着を機に作ってみました>なんちゃって対物絞り。

黒い厚紙を3枚張り合わせ、外径を86mm、内径を60mmでくり抜いただけの代物です。着脱用に小さな取手を付けたのがご愛敬。近々これの有無でピントの深さがどの程度変わるのかをリポートするつもりです。