黒鷺(クロサギ)

ラムサール条約の登録湿地となった石垣島名蔵川河口の干潟「アンパル」*1と、名蔵湾沿いの波打ち際は水鳥の宝庫だそうです。今回の訪問では残念ながら数種類のサギ類とカンムリワシしか見ることが出来ませんでしたが、渡りの時期はさぞかし壮観でしょう。


というわけで、アンパル干潟の海側入り口付近で撮影したクロサギです。手元の図鑑では本州以南に分布となっていますが、前回この鳥を見たのは沖縄本島の億首川河口。2度とも琉球諸島なので何となくトロピカルな脳内イメージが出来上がってしまいました。今回も黒色型だったのですぐにクロサギと識別できましたが、本来八重山諸島では白色型の方が優勢なのだそうです。大きさの似通ったコサギアマサギ(冬は白色)などと見誤っていただけかもしれませんが、未だに白色型のクロサギには縁がありません。

白鷺城といえば姫路城ですが、黒鷺城って松本城でしたっけ?
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*1:ほとんどカタカナ表記のアンパルだけど、漢字だと「網張」らしい。妙に納得