- 作者: 芦原すなお
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2003/05/24
- メディア: 文庫
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前作同様さらりと読める連作推理小説です。ユーモア度は前作を凌駕しており、通勤の車内では吹き出し注意かも。
でもでも、やっぱり気になるミミズクの記述!
相変わらずバサバサ羽音させてるし、干し芋だろうが何だろうが、肉食ハンターのプライドはどうしたってほど雑食だし(^^ゞ
実のところミミズクという種名は存在せず、頭部に耳のような飾り羽(羽角)があるフクロウ類の総称。
じゃあ作中に登場するミミズクの正体ってなんでしょうね? 四季を通じて登場するから留鳥だろうし、八王子郊外なら針葉樹林や雑木林が住処と思われます。そんな条件だとコノハズクあたりがマッチしているのかなと思ったけど、基本的に渡り鳥じゃん。*1オオコノハズクは留鳥なのでマッチすると思うのですがそんなにポピュラーな鳥じゃないのがネックかな。トラフズクも有りえるけど35-37センチはちょっと大きすぎる気がするし。
なんて事も考えながら読了。
文句いっぱい付けたけど、もっと読みたいから続きも書いてくれ〜。
*1:地域によっては渡りをせずに留まる