ミミズクは羽音がしない森の忍者

香川出身の作者が郷土料理をちりばめながら書き綴った感のある連作短編の推理小説
夫の友人が持ち込む難事件を次々解決していくのは今どき和装でちょっとレトロな奥様探偵。

ミミズクとオリーブ (創元推理文庫)

ミミズクとオリーブ (創元推理文庫)

良い意味で「軽い」ので、淡々と読み進めます。ちょっとヘビーな本を敬遠気味なのでちょうど良かった感じ。
ただ一点、鳥好きとしてチェックを入れたくなるのが毎度登場するミミズク。肉食猛禽なのにイモを食ったりするところまでは絶対無いとは言いきれないけど、目をクルクル回すことは鳥には出来ません。そして何よりもミミズクたちフクロウの仲間はバサバサ羽音がしないのが特徴なんですけど・・・・・・・・


と、ケチをつけつつも続編読書中(笑)