マンフロット製三脚のメンテナンス

雨の日は機材のお手入れということで、初詣で濡れたカメラを乾燥させながら、伸縮時にガリガリと抵抗の出てきた三脚を分解清掃&注油。
バラしてみるとマンフロット製三脚が同クラスの他社製に比べ安価で軽い理由がよく分かります。
おそらく他社と比べると構成部品点数が6〜7割じゃないのかな。
可動部のがたつきなどはパイプに抵抗軽減用の樹脂製カラーを使っていない事にも原因がありそうだけど、
一度構造が理解出来てしまえば分解清掃は部品が少ない分だけ容易です。
可能な限りのメンテナンスフリーを良しとするならこのメーカーは今ひとつでしょう。
でもメンテを厭わないのならコストパフォーマンスは抜群。大きく評価の分かれる三脚ですね。

↑ 1段目と二段目の固定部はこれだけの構造(レバーロック構造は除く)
ほとんど圧延と打ち出しで成形されており、摺動用のカラー(樹脂製のリング)などは省かれています。
この構造は他の#055シリーズや#190シリーズのアルミ三脚も同様の構造じゃないかな。
また以上は私のようなかなり激しい使用頻度に基づく話*1なので、通常の使い方なら伸縮も数年はスムーズだと思います。

*1:主砲の400mmは九割方三脚で保持している