アホウドリの新繁殖地確立

これはある意味「贖罪」の事業。
明治初期頃は数百万羽いたと言われるアホウドリですが、今は鳥島にいる約1850羽こそ地球上に生息する全てのアホウドリなんです。なにしろ明治二十年代の鳥島だけで500万羽が羽毛採集のために乱獲されほぼ絶滅状態に。
その後の紆余曲折を経て保護事業の成果がようやく現れてきたということで、関係してきた方々の努力には頭が下がります。