高速道路で考えたこと

渋滞に填ったり悪天候に悪態をついたりしながらツラツラ考えてみました。

  • 点灯

白昼の磐越自動車道で視程50mほどの豪雨に遭遇。でも前照灯やフォグライトを点灯している車はせいぜい三分の一程度。一般道ですが視程30mの濃霧を走行したときなど、点灯車はほぼ絶無。
日本のドライバーの大多数は悪天候薄暮時に「自らを目立たせる」という点灯の意味を理解出来ていないんじゃないかなぁ。
我がフォレスターは濃いブルーなので視認性の悪さはかなりのモノ。少しでも暗くなると点灯しています。

  • ETC車載機

今回の旅ではETCカードの入れ忘れによるあわやという経験を2度も繰り返してしまいました。幸い2度とも直前に気がついて事なきを得ましたが、いつかはゲートの遮断バーに突入しそうです。
私の場合はケチって抜き忘れ警告ブザーだけの安価な車載機を取り付けたのですが、音声ガイド付きならエンジンをかけるたびに「ETCカードが未装填」といった内容のガイダンスが流れるのでETC車載機を導入する予定があるなら少々値が張っても音声ガイド付きを推します。*1

  • ETC普及率

具体的な普及率は知りませんが、普段の使用感ではかなり増えてきたなぁ感じていたんです。でも今回の旅ではそんな印象が吹き飛ぶほど非ETC車が目立ちました。帰省でしか高速道路を走らないというドライバーも多いんでしょうね。

    • 付記:下記リンク先のPDFでは利用率44%ですが、非業務車両に絞るとかなり低いのではないでしょうか。
    • ETCの普及・利用状況:http://www.mlit.go.jp/road/yuryo/riyou.pdf
  • ドラム缶

今回の東北6県周遊では約200Lのガソリンを燃やした勘定です。ドラム缶一本が180Lですもんね、ちょっと心が痛みます。
いつになるか分からないけど次の車選びではもっと真剣にエコカーを検討しようっと。

  • 登坂車線を封鎖せよ

交通集中が原因で上り坂の流れが悪くなると、登坂車線をかっとんで行く度し難い自己中が少なからず発生します。
結局坂の上で登坂車線からの強引な合流が拍車をかけ渋滞が悪化するという悪循環。
問題の本質はドライバー(つーか国民全般の)マナーの劣悪さにあると思うけど、交通集中が予想されている時期は登坂車線を封鎖する方が好結果だと思うんだけどなぁ。
道路公団はありあまっている給料泥棒の天下り役員を総動員して、生身の彼らで登坂車線や路側帯にピケットを張りましょう。現場を知る上で大変良い機会だと思うぞ。働いているところを国民に見てもらえるし(▼▼)

  • ジェントルな(はずの)車

今さらの感もありますが、あえて一言。
ベンツのセダンや国産高級車など、本来ジェントルなはずの車ほど傍若無人ぶりを発揮します。方向指示器無しで前を塞ぐ形で割り込んできたり、左レーンから抜いたり、渋滞中に路側帯を走ったりと、マナー違反を数える指も足りないほどです。
車格と人格が遊離しているのは典型的な三流国の趣ですね。まぁ代議士連中を見ているだけでも良く分かるけど。

*1:その代わり高速道路を利用しない日常はエンジン始動の度に鬱陶しいけど