レシプロ(プロペラ&ピストンエンジン)戦闘機

1969年、レシプロ戦闘機同士による最後の空中戦が発生しました。
ホンジュラスエルサルバドルによる「サッカー戦争」がそれで、サッカーワールドカップ予選に端を発した戦争でした。
この時両国の使用していた機体がF4UシリーズやP51Dなどのいわゆるアメリカ製ウォーバード*1達だったんです。
参考1:http://www.masdf.com/crm/soccerwar.html
参考2:http://homepage1.nifty.com/kasatosi/column130.html


私が稼働状態のP-51Dを目撃したのは南米放浪中だった1982年、ボリビアでのことです。
アンデス西側のジャングル上空を低空で飛んでいました。
調べ直してみるとどうやらムスタング最終モデルのF-51Hだったようですが、反政府ゲリラ掃討戦が主な用途だったらしいのでレシプロの方が向いていたのかもしれません。*2

*1:第2次世界大戦に参加した軍用機

*2:結局1990年に退役したらしい