軽鴨(カルガモ)

カルガモは不思議な鳥です。おおよそ目立つ鳥ではないのに子育てがはじまったとたんに国民的アイドルになっっちゃいます。今年も先月あたりから各地の新聞に子育てカルガモの話題が載っていました。


で、我が家近くにもきっと居るはずと炎天下を歩き回り、ようやく見つけたのがこの親子。ヒナは写っている以外にも2羽いたので合計5羽。平均するとヒナの数が8羽前後のカルガモとしては少なめです。

この親子が住むのは両岸が垂直のコンクリート壁に囲まれた川で、わずかな陸地も豪雨の後では冠水してしまうような環境。ネコが降りてこられるようには思えませんでしたがイタチやカラスなど捕食動物のプレッシャーにも曝されており、おそらく産卵からここに至るまでの間に数を減らしたのでしょう。
ワイドショーや新聞のニュース写真でお馴染みのカルガモのヒナ達は親にピッタリ貼りついて移動しますが、ここまで育つと親から数メートルは離れたりして結構ばらけていました。
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