雉(キジ)♀

縄張り防衛に努めるオスはその鳴き声やドラミングで存在を誇示するだけでなく、色もまた遠くからの識別を容易にしています。一方メスはオスとはうってかわって保護色を身にまとっています。やはり生き抜くこと、そして次の世代を育むことが至上の目的なんでしょう。

繁殖期の初期段階はオスと連れだっている姿を見かけますが、この時期を逃すとなかなか人前に姿を現さなくなります。
写真の個体は残念ながら飼育下のメス。野生の彼女はロングショットばかりでなかなか大きく撮れません。
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