鷦鷯(ミソサザイ)

日本の生息する野鳥の中では最小クラス。体長はおよそ10cm、体重も僅か9グラムしかないサイズからは信じられないほどの声量の歌い手。渓流の水音を割って聞こえてきます。

渓流沿いの薄暗い岩陰を好んで暮らしますが、さえずるときはこうして日の当たるところに出てきます。一年中いる留鳥なんですが、さえずるこの時期を逃すとほとんど目に触れることはありません。

只今巣作りの真っ最中。こうして苔などの巣材を集めていました。
この時期の渓流沿いはミソサザイオオルリキビタキなどがそこかしこでさえずり、とても賑やかです。
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