野鳥の翼は水を浴びても木の枝に飛び移れる程度には水を弾くようですが、羽毛の部分はしっかり濡れてしまいます。乾燥させつつの羽繕いはダニを捕ったりする上でも重要な健康管理の習慣です。
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小型無人観測機
低コストで安全、高性能の小型無人航空機が、南極の空の観測を目指している。軽量の模型飛行機の技術を応用し、観測しながら1000キロも飛ぶ。年内には離着陸まで自動化する計画だが、世界的にも珍しいという。実現すれば、災害や事故現場の偵察や調査など、さまざまな利用に可能性は広がる。
軍用の無人機UAVは既に偵察任務では実戦配備されているし、対地攻撃さえ可能な段階。ですが大きさなどは有人機と大差ないし、何よりも運用コストは有人の単発高翼機を遙かに超えそうです。低コストであることは科学研究に冷淡な我が国の宿命だとしても、運用の容易さやコンパクトであることの意義は大きいはず。プロジェクトの成功を祈ります。
ところで高緯度になるほど航法が難しいと聞いたことがあるのですが、自立航法はどんなシステムなんでしょう。エンジンは2ストローク2気筒のようですが、寒冷地での始動性なども壁なんでしょうね。
機体を制作しているフジインバックのウェブサイトも興味深いです。
小型無人航空機のサイトはもちろん、模型関連のタービンエンジンも面白そう。F-16のスケール機、格好いいなぁ。
- フジインバック>http://www.fuji-imvac.co.jp/