金黒羽白(キンクロハジロ)♂♀

目が金色でボディーは黒、そして翼が白といういかにも直接的な名を持つこのカモは、マガモカルガモなどの淡水ガモに対し、海ガモと呼ばれるグループに属します。淡水ガモとの違いは完全潜水で採餌することや、飛び立つ時に助走を必要とする点ですが、外見上も脚が胴体の後についているため、上陸すると体が立って見えます。
海ガモといってもキンクロハジロホシハジロは内湾や淡水の湖沼を好むので、マガモカルガモと混在するシーンをよく見かけます。

横から見るキンクロハジロのオスは後頭部の冠羽がチャーミングな可愛い顔ですが、正面はちょっとコワモテかな。

一方の♀はカモ類の例にもれずいたって地味な装い。スズガモのメスにも似ているので混じってしまうと自信がありません。

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ライフリスト

3月にこのブログをはじめてから90種の鳥を掲載してきました。
鳥撮を始めた2003年の暮れ以後、撮影した未掲載の種類が10種前後、視認したけど撮影に至らなかった(または撮影失敗した)種類が30種類前後なので、私の通算鳥見リストは130種前後のようです。
これはバードウォッチャーとしてはかなり少ない部類。何しろ国内で見ることの出来る鳥種は迷鳥を除くと300〜350種前後と言われているそうですから。


この数字を増やすのはやっぱり水鳥がキモなんだろうなと思う今日この頃です(^^ゞ

朝一番のベランダ鳥見は大収穫。日の出のサイドライトに浮かび上がったのは2羽のツグミでした。
これから春先までは「またかよ」って言うほど会うはずですが、シーズン初は嬉しいものですね。