昆虫

キタテハ

名前の割には赤味のある色合い。秋型のキタテハはこのまま越冬するそうです。と言うことは5月頃見かけたのが越冬した個体だったのかな?

ナナホシテントウとソバの花

連日のソバですが今回は少々アップ。ナナホシテントウとのコラボです。 ナナホシテントウがいるということは、獲物であるアブラムシが発生しているわけです。晩秋の収穫に向け、ソバ畑の守護神ということですね。

ツマグロヒョウモン

この夏から秋にかけて、地元エリアの行く先々でツマグロヒョウモンに遭遇しています。見かけたヒョウモンチョウの過半数はこのチョウ。同じエリアを歩いていた昨年の遭遇は不確実が一回だけでしたから、今シーズンの遭遇頻度には異常性を感じています。元々…

ツユムシの仲間

シルエットはツユムシの仲間。ここまではいいんです。問題なのはこの先で、背中と触角や足が褐色なのでアシグロツユムシと考えたのですが、JNZさんからセスジツユムシではないかとの「ちょっと待った」コールが。手持ちの図鑑からネット上の資料まで、調べれ…

ウラナミシジミ

秋になるとその数を増やすシジミチョウですが、実は初見でした。さほど広くもない公園の一角で数頭のウラナミシジミに出会えたのですが、どの個体も写真のように地面や石の上に留まっていました。おそらく給水していたのだと思います。どうせなら緑を背景に…

アカタテハ

タイトルは便宜上アカタテハですが、ヒメアカタテハとよく似た柄で決めかねることもしばしば。表は後翅の相違がはっきりしていて識別に困らないけれど、この様に裏翅しか確認出来なかった場合は頭を抱えてしまいます。「ちょっと待った!」コールが起これば…

ウラギンヒョウモン

北海道では平地でも見られるそうですが、我が家周辺では見かけたことがありません。 プチ遠征した山間の草原で出逢うことが出来ました。

オンブバッタ

バッタやキリギリスの見分け方は鬼門なようで、外しっぱなしです。 今回は大丈夫だろうと思うのですが・・・・・・・ さてオンブバッタですが、大きい方がメス、小さいのがオスです。 横にずれてしがみついていたこの時はたまたま交尾中だったようですが、交…

チョウセンカマキリ

ヒガンバナの上で獲物を待ちかまえていたのは大きなカマキリでした。 同じ程度の大きさのオオカマキリとチョウセンカマキリですが、見分けるポイントは後翅の色と前肢つけ根の色だそうです。 前者は後翅が紫でつけ根が体色通り、後者は後翅が透明でつけ根が…

ツマグロヒョウモン♀

南方系のヒョウモンチョウで、ちょっと古い図鑑には「西日本に分布」となっていますが、だいぶ北進(東進)して来たようで我が地元の神奈川・多摩エリアでもしばしば見かけるようになってきました。 ヒョウモンチョウとしては典型的な翅表のオスと異なり、メ…

アサギマダラ

ようやく間近で観察する機会に恵まれました。 青空を透かして舞う姿も美しいけど、アップで見る翅も捨てがたい美しさでした。 あまり羽ばたかずに風に乗って滑空する様は、時として鳥にも見えるほど高速です。

ナツアカネ

「赤とんぼ」と言っても赤いトンボって実は相当種類が多いんです。 翅の斑や複眼の色などからナツアカネとしましたが、自信はちょっと怪しいかも。

ベニシジミ

今日、いや昨夜、じゃなくて今朝は遅くまで深酒してしまいました。 これから3時間寝られるかどうか。これにて失礼します。

ホシホウジャク

スズメガ科に属し、同科のオオスカシバと共にホバリングしながら吸蜜することで知られています。ハチドリと間違えらることが多いようですが、ハチドリはパナマ地峡を挟んで南北アメリカ大陸に生息する鳥類。似ても似つかぬ蛾と鳥が見間違えられるというのも…

ヒメアカタテハ

色の褪めてしまったボロボロ翅のヒメアカタテハが野生のニラで一休み。 思わず「ご苦労様」と声を掛けたくなります。

キアゲハ

どこにでもいるキアゲハですが、コスモスとの絡みがいかにも秋だったので。

ナミテントウ

冴えない名前のナミテントウですが、幼虫・成虫共にアブラムシを捕らえるので、ナナホシテントウ同様の益虫です。他のテントウムシのように模様は一定でなく、色々なバリエーションがあるようです。 この個体、黒地に赤丸はなんとも夜間戦闘機のイメージだな…

クロヒカゲ

9/05掲載のヒカゲチョウとよく似たチョウ。こちらの方が林内の高いところを好み、やや鬱蒼としたところに生息しているため遭遇頻度が少ないようです。 暗いせいで撮影も失敗続きだったのですが、ようやく撮ることが出来ました。

ジャコウアゲハ♀

撮りたてのホヤホヤ。病院帰り*1の道端で見かけ、大あわてでカメラを取りに自宅往復。辛うじて初撮り成功。 捕まえると麝香(ジャコウ)のような香りがあるのでこの名が付いたそうですが、毒蝶としても知られています。自身が毒性を生成するのではなく、幼虫…

シオカラトンボ

昨年の撮影ですが、ムズムズと飛翔を撮りたくなって挑戦した際の一枚です。 ピントを合わすだけでも数十枚に一枚程度の歩留まりで、その後は挑戦する意志さえ萎えてしまいました。

ヒメジャノメ

ジャノメチョウの中では比較的明るいところを好むようで、田んぼの畦でよく見かけます。このヒメジャノメに限らずジャノメチョウの仲間ってただ地味な蝶としか認識していなかったのですが、観察してみると蛇の目模様にも個性があり楽しいものですね。

ヒカゲチョウ

林床部の暗がりを好むためこの名が付いたようです。 南関東の里山ではポピュラーな蝶ですが、日本固有種だそうです。

イチモンジセセリ

このところぐっと見かける頻度が多くなったイチモンジセセリですが、このとき絶体絶命の危機が。そうです、茂みのプレデター、カマキリが迫っていました。 結局このセセリはカマキリよりカメラに気付いたようでこの直後飛び立ち、カマキリの前肢は空を切った…

カマキリ

威嚇されたので、限界まで寄ってみることに。 どう見ても獰猛で凶悪な面構えですね。

ウラギンシジミ♂

およそシジミチョウらしからぬシルエットのこの蝶は、和紙で作った紙細工のような裏翅です。 これまで何度か撮影する機会があったのですが、表翅が撮れたのは今回が初めてでした。

クロコノマチョウ

ジャノメチョウグループに属すこの蝶の分布は、少し古い図鑑だと箱根以西。 比較的新しい手元の図鑑では千葉以西の沿岸部となっています。 生息分布北上中といっても地元横浜の里山での撮影ですから、まだまだレアなのかも知れません。

コミスジ

6月以来2度目の掲載ですが、今回出逢ったコミスジは大胆なアップを撮らせてくれました。 お気づきでしょうか、昆虫なのに4本足です。 タテハチョウの仲間をはじめ、幾種類かのチョウは前脚が退化しているんです。 100mmマクロレンズでほぼ等倍に近いと思…

カブトムシ

ガキの頃はクヌギなどの雑木林で必ずといってよいほど見つけることが出来たけど、最近では捕まえるのではなく買うのが普通なんですね。しかも売り物のカブトムシやクワガタは養殖する時代なんだそうです。大都市周辺だけでなく地方の小都市でさえそうなって…

タマムシ

ヤマトタマムシとする資料もありました。どちらが正式なんでしょう。 このタマムシは夜半に通過した台風に痛めつけられたのでしょうか。弱って道端に落ちていました。踏まれないように樹木の葉に退避させてからパチリ。 タマムシといえば法隆寺の玉虫厨子(国…

アサギマダラ

その蔵王お釜を見下ろしていると、下の方から上昇気流に乗って次々と蝶が上がってきます。 休むことなく尾根を超えていくその姿に目をこらせば、初めてお目にかかるアサギマダラでした。