2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

平成懐古に食傷気味

ハクセキレイ(白鶺鴒) 【スズメ目セキレイ科】 人工的な環境を厭わず都市部のアスファルト上やビル街でも見かけるのだが、本来は水辺の鳥。そのたくましい適応力故か、ライバルのセグロセキレイやキセキレイを寄せつけぬ繁栄ぶりだ。 主に昆虫を補食するの…

シジュウカラとの以心伝心?

シジュウカラ(四十雀)♂ 【スズメ目シジュウカラ科】 ソメイヨシノはこれからだけど、そこかしこで他品種が咲き始めている。寝不足とアレルギーに目を苛まれつつも、ついつい花メジロを期待して出歩いてしまった。しかるにヒゲボウズの企てを阻むのはスギ花…

忙中音楽あり

洞窟の神話 スペインのギタリスト、ファン・マヌエル・カニサレスの新譜(といっても昨年だが)。巨匠にして天才パコ・デ・ルシアのセカンドギタリストを務めていたことからフラメンコギターの出身であることは確かなのだが、最近ではクラシックでの活躍が目…

シジュウカラは春を言祝ぐ

残華 おそらく河津桜の系統だと思うのだが、休日返上が続きピークを逃してしまった。わずかな期待を胸に佇んでみたものの、ヒヨドリはおろかメジロも現れない。残った花も、吹く風に心許無く揺れている。 野鳥撮影前提の機材構成なので、花を撮るにも視野狭…

花にメジロの春は来ぬ

メジロ(目白) 【スズメ目メジロ科】 このところ月の話ばかりで、ブログタイトルの鳥はどこへ行ったのやら。 などとぼやいたところで久しぶりの休日は日中天気が保ちそうだ。早春恒例メジロ祭りに繰り出そう。 盛りを過ぎつつある早咲桜で待ち伏せすれば、…

風に吹かれて黄昏眉月

眉月 新月(朔)直前、月齢27~28辺りの未明眉月なら幾度か撮影してきたのだが、新月後は月齢2.963が自己記録。宵闇迫る中、月齢2未満の薄い月を撮ることが数年来の懸案だったのだが、ようやくその機会を得た。 刻々と移ろう西空を、地球照を抱えた眉月が降…

目が,鼻が、、、、花粉地獄は続く

月と土星の大接近 月の話ばかりで恐縮だが、なにとぞおつき合いのほどを・・・・ サブタイトルの「大接近」という表現には難がある。ここでいう接近とはあくまでも地球からの「見かけの近さ」なので、相変わらず土星は十数億キロの彼方。一方の月は撮影時点…