2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

頭高(カシラダカ)♂

【スズメ目ホオジロ科】 仕事が中止となり、雨混じりの雪が降りしきる里山を徘徊。 休耕地の大半は雪に覆われていたものの、わずかに露出した地面に100羽超えのカシラダカが集中していた。 手近な一羽が飛び立つところを撮ってみたのだが、地味かと見えた羽…

尉鶲(ジョウビタキ)♀

【スズメ目ツグミ科】 庭先では目を惹くジョウビタキのメスだが、冬枯れの芦原だと見事な保護色。 なのに、せっかくのカモフラージュをぶち壊してしまうのが持ち前の好奇心。 じっとしていれば気付かれないものを、そばに寄ってきてカッカッカッと鳴くものだ…

頬赤(ホオアカ)♀冬羽

【スズメ目ホオジロ科】 ようやく出会えたホオアカだけど、なんだか違和感あるなぁ。 前回(初回)夏の東北で遭遇したのは見間違えようのないほど図鑑通りのオス成鳥。 今回の個体は成鳥オスではなさそう。 胸に横帯がないからメスなのか、はたまた幼羽なの…

鵟(ノスリ)

【タカ目タカ科】 主にネズミやモグラなどを狩るノスリだが、それゆえ鷹狩には不適とされ古くは「くそとび」と呼ばれていたそうだ。 人の営みへの利害からすれば益鳥のはずなのに、酷い言われようもあったものだ。 さらに、かすめるがごとく低く飛ぶ「野擦」…

チンギス・ハーンの一族

チンギス・ハーンの一族〈1〉草原の覇者 (集英社文庫)作者: 陳舜臣出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/05/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (11件) を見る閉塞感漂う多感な時期に、海霧と砂塵の向こう側を覗かせてくれたのが…

青鵐(アオジ)♀

【スズメ目ホオジロ科】 アオジなどホオジロの仲間の古名「鵐」(しとど)は奈良時代にさかのぼる。 古来の日本語では緑色を青と表現することから「あおいしとど」すなわち「青鵐」となるわけだ。 ただし、青=緑と呼ぶにふさわしいのはオスに限られる。メス…

青鵐(アオジ)♂

【スズメ目ホオジロ科】 アオジは大胆なのか臆病なのか、人間との距離感が今一つつかめない不思議なところがある。 遠くから警戒し始め、さっさと逃げるかと思いきや、手を伸ばせば届きそうなほど近づいても頓着しなかったりする。 公園などで餌付けの洗礼を…

のんびりリニューアル

OSをWindows8.1に変えて10ヵ月。この間自分のホームページは放置していた。 理由はXPの初期に購入し使っていたWeb制作ソフトがWin8.1未対応だったこと。 ようやく最新版の制作ソフトを購入したので、更新というよりリニューアルしようかと考えている。 まず…

頭高(カシラダカ)

【スズメ目ホオジロ科】 音は猛禽を思わせ、字面からは居丈高な印象さえ受けるのだが、いたって臆病な鳥。 冠羽が目立つことからの命名だと思うのだが、本種に限らずホオジロの仲間に冠羽は珍しくはない。 年によって変動があるのだが、この冬は当たり年らし…

梟(フクロウ)

【フクロウ目フクロウ科】 今回の遭遇では一気に数百枚撮影出来たので、画像の整理選択に時間を費やしてしまった。 そこで第二弾。夜間の狩に特化したフクロウはハイテク装備を駆使している。 ざっとあげると 暗視装置 − 人間比10〜100倍の集光感度 光学測距…

梟(フクロウ)

【フクロウ目フクロウ科】 地元里山周辺では以前から幾度か鳴き声を聞いていたし、ペリット*1も見つけていたので生息しているだろうとは思っていた。 正月明けから幾つか目撃情報をいただいていたのだが、ようやく逢うことが叶い春早々に「福」来るといった…

黄鶺鴒(キセキレイ)

【スズメ目セキレイ科】 里山の溜池に氷が張ると、決まって現れるのがセキレイの仲間。 なかでも体重が軽いキセキレイ*1は融けかかった薄氷の上も勢いよく駆け回っている。 おそらく周辺の木々から落下する種子や虫など、氷上だと見つけ易くなるのだろう。 ↑…

小望月(月齢13.445)

月齢は13.5だが旧暦では十四夜、ユーミンの歌うところの「14番目の月」。 〜 次の夜から欠ける満月よりも 〜 という理由で14番目の月を好むと歌われている。 古人も望月(満月)より一日前の小望月にこそ風情を感じていたようで、日本的感性は連綿と続いてい…

鴛鴦(オシドリ)♂

【カモ目カモ科】 昨年11月に地元調整池で見かけて以来、1〜2羽のオスがいたりいなかったりしていたようだ。 ほとんど諦めていたのだが、昨日のNaturalさんのコメントで集団が出現したことを知った。 日差しが差し込む前の午前7時に出かけたところ、水面が結…

瑠璃鶲(ルリビタキ)♂

【スズメ目ツグミ科】 腰を痛めて以来、半年ぶりの里山徘徊。 以前のような重装備は慎み、デジスコには留守番してもらう。 三脚に乗せた400mm+一眼ボディ以外は100mmマクロと広角ズームのみを携行。 残念ながら鳥影が薄く、期待したウソには遭遇できずじまい…

初日の出

日の出時刻6:50の空は、東から東南の地平をのぞけば快晴。 その地平を遮る雲を超え、ようやく太陽の輪郭を確認できたのが7:25。 荒天の地域が多いことを思えば贅沢ではあるけれど、スカッとしないご来光ではあった。 けれどとりあえず2007年からの定点撮影は…

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。 旧年来のドタバタが嘘のような穏やかな年明けです。