2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

椋鳥(ムクドリ)

【スズメ目ムクドリ科】 ちょっと秋めいた日々もつかの間、台風15号が熱帯の空気を連れてきた。 野の鳥たちも暑かろうにと思っていたら、ムクドリたちが気持ちよさそうに飛沫を上げている。 各地で豪雨被害が発生しているが、南関東は雨域から外れて被害を免…

デジスコの内面反射対策

カメラや望遠鏡などの光学機器には、レンズの鏡筒内側などでの乱反射を抑えるために反射防止処理が施されている。 ところがデジスコに用いられているデジカメはデジスコ用途を考慮されているはずもなく光沢素材であることがほとんどだ。IXY210Fもその例に漏…

未明の半月(月齢21.917)

昼夜逆転の最終日は、下弦を僅かに過ぎた月に照らされながらの帰宅。 睡魔を振り払い、調整の成ったデジスコを中天に振り向ける。 おぉ、これならいけるなぁ。コペルニクス周辺の小さなクレーターも鮮明に写せたようだ。 デジカメ更新前の水準以上の描写力を…

デジスコ構成更新中 その4

毎度のマニアックネタで恐縮だがちょっと思いついた方法があり、アイピースとデジカメの間隔を細かく調整してみた。 結果として引き出されたのは少々残念な結論で、全ズーム域を満たすことは出来ないことが確かめられた。 ワイド端を含む2ステップまでは四隅…

小鷺(コサギ)

【コウノトリ目サギ科】 いつしか猛暑も一段落し、朝夕は秋の気配さえ漂いはじめた。 時機を失した観もあるが、涼感のある画像を探したらこいつが出てきた。 コサギはいわゆる「白鷺」の中でもっとも小柄かつポピュラーだが、時折見せる姿は「白鷺」の語感に…

カメラバッグ

デジスコの構成を変更したり、デジタル一眼レフを更新したことを機会に、これまで鳥撮主体だったカメラバッグの類を野鳥撮影用途とネイチャーフォト全般用途で分けてみた。◆鳥撮機材用 これまでデジスコ一式の持ち運びに使っていた改造バッグではアイピース…

頬白(ホオジロ)♂

【スズメ目ホオジロ科】 多摩川の河川敷は賑やかだ。 遠くに鉄橋を渡る電車の音、近くの木立からセミ時雨、そしてホオジロが夏空に歌いかける。 ごった煮の騒音なのだが不快ではない不思議な音場。風向きによって加わるせせらぎの音が一層の涼感を運んでくる…

燕(ツバメ)幼鳥

【スズメ目ツバメ科】 巣立ってからさほど経っていないのだろう、視線の先には親ツバメ。 9月に旅立つことを思うと、この時季の幼鳥たちはギリギリのタイミングで巣立ったことになるのだろう。 親の突き放しぶりを見ていると、ツラツラそんなことを考えてし…

デジスコ構成更新中 その3

デジスコのセッティングが捗らない。 カメラの焦点距離は5-20mm(35mm換算で28-112mm)の4倍ズームだが、実質は無段階ズームではなく5・6・7・8・9.5・10.9・12.8・15・17.3・20の10ステップ。広角側の2ステップまでは四隅がけられるとの事前情報だったが、…

望月未満(月齢12.596)

明後日8月21日の午前10;45が満月なので、実質的には明晩夜半過ぎ頃からが望月(満月)の範疇か。 ならば今宵は小望月と呼べなくもないが、肉眼にもまだまだ楕円の趣だ。 ノートリミングでリサイズとトーン調整を施した。 撮影焦点距離は12.8mm。35mm換算だと…

雲雀鷸(ヒバリシギ)

【チドリ目シギ科】 体長はせいぜい15センチほど。 ヒバリと同じ程度の大きさにその名も由来しているだけに、肉眼で見つけるのは難しい。 遠目にはただただ小さく地味に見えるのだが、夏の装いはご覧の通りメリハリがありなかなか美しい。 同種のトウネンも…

上弦の月(月齢7.496)

雷雨だったり薄曇りだったりと、このところ黄昏の空は閉ざされていた。 新月からこっち、いきなり上弦の月が現れたように思えてしまう。 寒暖計は未だに30℃を指しているが、微風に救われる。 今夜から夜間の作業が続くけど、お月様に少しばかり励まされた気…

軽鴨(カルガモ)

【カモ目カモ科】 川面を見下ろして一瞬目を疑った。 八月も半ばにさしかかろうというこの時季に、ヒナ連れのカルガモに会うとは。 秋の旅を控えたカモならあり得ない子育てタイミングだが、渡りをしないカルガモだからこそ可能なのだろう。 周囲にばらけた…

デジスコ構成更新中 その2

デジスコに使用しているカメラをCASIO EX850ZからCanon IXY210Fに更新したことは8/6にも書いたが、今朝ようやく時間が出来たので、近所の田園地区で試写を敢行。早朝から30℃を越える猛暑に野鳥の出もふるわないが、上のスズメやハクセキレイなどを相手に何枚…

雀(スズメ)

【スズメ目スズメ科】 鳥類に限らず生物分類は一筋縄とはいかない。 スズメについても諸説あるが、すう勢はハタオリドリ科からスズメ科にシフトしつつあるようだ。 一介のバードウォッチャーに影響のある話ではないけれど、図鑑の編纂などには苦労がありそう…

デジスコ構成更新中

EOS 20Dと呼応したかのごとき状況で不調を来したロートルデジカメCASIO EX850Z。 修理するか中古を探すにしても、如何せん2006年水準の画質は悲しすぎる。 といって最新のカメラとブラケットやアダプターをまともに更新すると10万円を軽く越える出費を強いら…

画眉鳥(ガビチョウ)

【スズメ目ヒタキ科】特定外来生物 我々の耳には騒音となりかねないガビチョウの鳴き声だが、華僑は好んで飼うそうだ。 ハワイではホノルルの中華街が大火に見舞われてから、野生化したガビチョウが増え問題になっている。 国内のガビチョウは70年代のペット…

デジタル一眼レフ更新 その2

昨日入手したEOS 7Dをフィールドに持ち出した。 けれど、夏鳥の通過が絶え、メジロやカラ類など常連達が生い茂った葉陰に隠れる里山は鳥見には夏枯れなのだ。 鳥撮用途では短写程の400mmレンズにはスズメやセキレイの協力が欠かせないのだが、彼らとて真夏の…

鳰(カイツブリ)

【カイツブリ目カイツブリ科】 カメラテストをかねて里山溜池にカイツブリ親子を訪ねると、4羽の幼鳥が元気よく泳ぎ回っていた。 親鳥は一羽しか見あたらないが、子育て途中から一羽が欠ける状況は以前にも幾度かあったこと。 ある段階から片親になることは…

デジタル一眼レフ更新

野鳥撮影に使用しているデジタル一眼レフEOS 20Dは購入以来9年目の古強者。 鳥撮りの苦楽を共にしてきた相棒だが、さすがに最近は息切れ気味。 フルバッファの連写を繰り返すと、原因不明のフリーズが発生するようになってしまった。 デジスコで使っているカ…