2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

望月(月齢15.457)

深夜というよりはむしろ未明と呼ぶべき時間に仕事を終え、見上げると煌々たる月が西へと下りはじめている。 急ぎ帰宅し機材をセット。満ちきるまで2時間を残しているが、睡魔に身が持ちそうにない。さっさとアップロードして寝床にもぐり込もう。 昨夜よりは…

小望月(月齢14.107)

小田和正の歌ではないけれど、大気の影響でユラユラだ。 どれほど画像が揺れるかは動画で見てもらうのが一番と、30秒ほどの動画を作成してみた。 ちなみに撮影時は風上を建物に遮られており、三脚は一切揺れていない。もっぱら上空の風が強いのだろう。 動画…

虎鶫(トラツグミ)

【スズメ目ツグミ科】 トラツグミといえばその鳴き声が妖怪「鵺(ヌエ)」の声とされていたエピソード*1がついて廻る。 フィー、フィーと寂しげに聞こえる鳴き声は確かに不気味だし、さえずる状況も夜か昼なお暗い濃霧の時など、人の恐怖を呼び起こすには最…

鷽(ウソ)♂

【スズメ目アトリ科】 先月のエントリーでも触れた通り、今季はウソの当たり年だ。 前回は2006年から2007年にかけての冬季だったので、実に6年ぶりとなる。 その間全く見られなかったわけではないのだが、やはり鳥好きには得難いシーズンと言えそうだ。 地元…

隕石衝突

ロシアの隕石爆発ニュースが世界を駆けめぐっている。死者こそ出ていないが、1000人を超える重軽傷者と多数の家屋被害が報告され、当該地域が厳寒の地であることを思うと気の毒という言葉では言い尽くせぬ惨状だ。ドライブレコーダーや監視カメラの映像を見…

(頭高)カシラダカ

【スズメ目ホオジロ科】 初めてこの名を耳にしたときはワシ・タカの類かと思ったものだが、後にスズメほどの小鳥と知り戸惑ったことを覚えている。 漢字表記を知ってなるほどと納得しながらも、ときとして和名は安直だなぁとも思ったものだ。 さて和名由来は…

瑠璃鶲(ルリビタキ)♂

【スズメ目ツグミ科】 昨日、餌付け(ヤラセ)カメラマンに取り囲まれていたルリビタキポイントに出向いてみた。 幸いなことに今日はそのような輩はいなかったが、一度餌付けにさらされた野鳥は人への警戒心が薄れてしまっている。 年末年始の頃には考えられ…

青鵐(アオジ)♂♀

【スズメ目ホオジロ科】 数週間ぶりの里山はシジュウカラがツーツーピーと春を歌い、着込みすぎたフリースを脱ぐほどの陽気。 足下ではアオジのペアが食事に余念がない。 掲載画像はデジスコ撮影だがこちらに頓着なく近づき、6メートルの最短焦点距離内に入…

凍月

ヨレヨレ帰宅の早朝、明度を増す東の空から逃げるように雲をかき分けていた。 季節の綱引きは冬の勝ち。凍てつく朝は残月までが鋭利な氷片のようだ。 撮影データ :Canon EOS 20D + EF400mmF5.6L USM / 2013年2月8日06:34:41 横浜市

未明の二十五夜月

幾層か薄絹のような雲がかかり、てんでに流れていく。 二十五夜の月は重ねた紗の織りなすモワレの中をたゆたっていた。 撮影データ :Canon EOS 20D + EF400mmF5.6L USM / 2013年2月5日05:30:51 横浜市

目白(メジロ)

【スズメ目メジロ科】 忙しさにかまけて鳥見もままならぬ日が続いているのだが、 停滞しているのは我が身ばかりで、季節は確実に春へと向かっている。 信号待ちの街角で見やった先にはほころびはじめた梅の花。 早速メジロが花蜜の味見に誘われ出てきていた…