一見すると満月と見紛う月が雲間を渡る。仰ぎ見る周囲からは秋の虫が秘やかな鳴いていささかの風情だが、如何せん蒸し暑い。蚊に喰われながらの観望は夏の余韻を引きずっていて、まだまだススキは似合わない。 何となく普段の月撮りだけでは芸がなさそうな気…
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