2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

だからさぁ

東京都府中市四谷のネギ畑に、国内では珍しいツキノワテリムク(スズメ目ムクドリ科)が訪れている。 美しい姿に、近所の人たちは、飛び去らないようにと、餌を置いた止まり木を畑に据え付けた。 本来はアフリカに生息する。翼の青色と腹のオレンジ色が特徴…

柄長(エナガ)

秋から冬にかけてシジュウカラやメジロと行動を共にしていた混群を抜け、いつの間にかペアで行動しはじめたエナガ。そろそろ巣作りが始まるのでしょう。巣材集めに低いところまで降りてくるようになれば俄然観察しやすくなります。 さらに、自慢の長い尾羽が…

餌付禁止のムーブメント

都立井の頭公園(東京都武蔵野市、三鷹市)の井の頭池で、鳥や魚への餌やりをしないよう求めるキャンペーンが3月1日から始まる。餌の麩(ふ)の販売をやめ、チラシを配る。野鳥への悪影響を指摘していた市民グループ「井の頭かんさつ会」と、水質浄化運動…

山雀(ヤマガラ)

一時は東京23区内で明治神宮の森が唯一の生息地だったようです。公園整備や緑地保存が多少は効果あったらしく最近は都市部でも徐々にその数を増しています。だからこそ、やっと戻ってきたヤマガラをむやみに餌付けするような行為は慎んでもらわねば。ヤマガ…

午後の月(月齢8.628)

帰路、公園の駐車場に車を止めて午後4時過ぎの月をパシャ。 鳥撮り用の400mmにテレコン装着。35mm換算で1280mm相当だもんね、三脚に載せリモートスイッチ*1繋いで、トドメにミラーアップまでしてブレ対策。おまけにピント精度のためアングルファインダーまで…

鴲(シメ)♀

アトリ科の下位ヒワ族に属すシメ。このグループには美声で知られたカナリアも含まれ、同じヒワ族のカワラヒワなどはなるほどと肯ける歌い手です。ところがこのシメとなると繁殖期でもあまりさえずらない上にカナリアとは似ても似つかぬずんぐりした体型の持…

絶滅危機ツル導き1900キロ 超軽量機を刷り込ませ

絶滅の危機にある北米のアメリカシロヅルを救うため、非営利組織「渡り計画(オペレーション・マイグレーション=OM)」が、越冬地への渡りを助けている。超軽量飛行機で鳥を先導する手法で、昨年末に初めて一羽残らず無事に送り届けた。その後の竜巻で大…

瑠璃鶲(ルリビタキ)♂若

藪から飛び出してきたのは予期せぬルリビタキ。咄嗟でしたが辛うじて数枚撮るうちに飛び去ってしまいました。 さて、ルリビタキでいつも悩まされるのが雌雄の判断。青い羽衣なら紛う事なきオスですが、褐色個体はメスなのかオスの未成鳥なのか頭を抱え込んで…

下天のうちを比ぶれば 

今日は我が身にとって幸若舞「敦盛」の日。まだまだ沢山背負っているけど、今日からはおまけの人生と思えば気も楽か。 ついでにひっそりとカウンターも大台に乗る気配。何となく「ナンバー」な日のようです。

目白(メジロ)

この時期は否が応でも花樹とメジロの組み合わせを狙ってしまいます。里の梅は早くもピークですが、晩春の山桜までは花に集う彼らを撮らずにはいられません。 さて、そんなメジロのことを調べていたら渡りに関する資料が出てきました。私の住む南関東では真冬…

今宵の月(月齢5.752)

雨模様から一転、日没後の南関東は雲一つない夜空。天頂を少し外れたあたりで五日月が輝いていました。 強めの風が吹く中、案外シャープに写ったのは大気が雨に洗われて澄んでいるのかもしれません。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-9W(50…

四十雀(シジュウカラ)♂

梅林の一角でシジュウカラのオス同士が互いの胸を突き出し合っていました。どうやら縄張り争いらしく、オス同士が自慢の幅広ネクタイを見せつけ合うのだそうです。人影に驚いて二羽とも飛び去ってしまったので決着の程は判りませんでしたが、勝敗判定の基準…

重さ450キロ!南極海で過去最大のイカ捕獲

ニュージーランドのアンダートン漁業相は22日、推定で重さが約450キロ、長さが約10メートルあり、これまでで最大とみられる巨大イカが、同国南方にある南極海のロス海で無傷で捕獲されたと発表した。 http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070222/w…

白腹(シロハラ)幼羽

観梅客の途絶えた梅林に突然現れたのはシロハラでした。上背のあたりに幼斑が残っているし、本来ふてぶてしいシロハラにしては妙にあどけない感じがします。幼羽(第1回冬羽)でしょうか? さて、同じ梅林の林床ではキジバトやツグミも採食中。彼らは互いに…

強気のシロハラ弱気のツグミ

頬白(ホオジロ)♀

ホオジロには「山すずめ」という古名があります。羽色がよく似たスズメを「町すずめ」とするならなるほど言い得て妙な名前かも。もっとも「山雀」の字を当てるとシジュウカラ科のヤマガラを指してしまうので、ここは仮名を当てるのが無難ですね。 さらに古名…

ヤママユの繭(天蚕)

昨日のウスタビガに引き続き、撮りっぱなしにしていた正体不明の繭を検索。 雑木林で目に留めたこの繭はだいぶ古そうで色褪せしてるけど、ヤママユ(ヤママユガ)の繭ではないかと推定。 ヤママユはカイコ(蚕)の一種で、養蚕用のカイコを家蚕と書くのに対…

くすさんしんじゅさんよなぐにさん

青鵐(アオジ)♀

チッチッと聞こえる地鳴きを頼りに梅林脇のブッシュを覗き込んだら、アオジのメスが鳴いていました。 地鳴きとはいえ鳴いてる瞬間はこんなに大きく口を開けるのですね。驚きです。 地味な羽衣ですが、野鳥に興味を持ち始めた早々にその名を覚えたホオジロ科…

ウスタビガの繭(ヤマカマス)

本体の大きさは5cm前後、梅の枝にぶら下がっていました。 記憶の片隅に引っかかるものがあり、ネット上を検索しまくり。 ようやくヒットしたのはヤママユガの仲間ウスタビガの繭でした。といっても羽化は秋なので既に空き家。 耳馴染みのないウスタビガです…

暖冬慣れに堪える寒さ

柄長(エナガ)

梅林に現れたのはメジロのように蜜を吸うためではありません。 小さな虫など餌探しのコースに梅林が含まれていただけのことです。 だからメジロの様には花のそばに寄ってくれません。撮れただけ良しとしましょう。 EOS 20D EF400mmF5.6L USM ISO800 1/500sec…

目白(メジロ)

梅にメジロは季節の定番ですが、例年より半月ほど早い気がします。 名の知れた梅林なら平日でも観梅客がそぞろ歩き。そんな喧噪を嫌うかのように野鳥たちが姿を見せたのは陽が傾き客足が途切れはじめてからのこと。エナガとシジュウカラが先遣隊のように通り…

赤腹(アカハラ)♂ 《亜種:オオアカハラ》

遭遇は僅か数回、撮影にこぎ着けたのは今回が初めて。ポピュラーなはずなのになぜか縁が薄い、幾種類かいるそんな鳥の代表格がこのアカハラ。名前の由来は言うまでもなく腹部両側の橙褐色。同じツグミ科のシロハラと対照をなすネーミングです。 参考:シロハ…

ご近所鳥見

ここ数日仕事やら腰痛やらで鳥見散歩は自重ぎみ。 さすがに気分が腐りそうなので、杉花粉舞う中を目の痒さに耐えつつ歩いてきました。 目:キジバト・ドバト・カワセミ・コゲラ・キセキレイ・ヒヨドリ・モズ・ルリビタキ・アカハラ・シロハラ・ツグミ・エナガ…

葦鴨(ヨシガモ)♂

一方ヨシガモはオスが一羽だけ。オカヨシガモと行動をともにしているようです。おそらくカモの中でも屈指の美しさ。 調整池だと見下ろすアングルでしか撮れないのが残念ですが、横から見ると首の白黒リングがおしゃれな伊達男。 撮影データ:CASIO EX-Z850 &…

丘葦鴨(オカヨシガモ)

近所の雨水調整池は時としてサプライズに満ちたフィールドと化します。久しぶりに訪ねてみるとヨシガモとオカヨシガモが翼を休めていました。ここはたまにコガモやカルガモが来る程度で、これら2種を見るのは初めてのことです。定着できるような環境ではない…

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

全編モノクロ調のレトロなタッチで描かれたゆる〜いSFファンタジー。 ニューヨークから無給油でチベットまで飛べ、潜水艇にもなっちゃうP-40ウォーホークを愛機にマッドサイエンティストのロボット軍団と戦っちゃうという勧善懲悪にして荒唐無稽の見本のよう…

黄鶺鴒(キセキレイ)

もはや日本中どこにでもいる感のあるハクセキレイに比べると生息環境を選ぶようで、我が家周辺では水質の良くなる冬季しか見かけることがないようです。またペアないし数羽で行動することが多いハクセキレイと異なり、単独行動が信条の様子。淡黄色の優美な…

ヒトラー 〜最期の12日間〜

劇場公開時から見たかったのですが、たまたまGyaOで配信中だったのでPCモニター上での鑑賞となりました。陥落直前のベルリン地下壕。ヒトラーとその周辺の人々の最後の日々が淡々と描かれます。 都市の無差別爆撃だけでなく首都をも含む国土を連合軍に完膚無…