2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

春の陽気

横浜の最高気温は16.1度だったそうな。 里山ではシジュウカラがツーツーピーと春のさえずり。ハクセキレイまで恋の歌を朗朗とやらかす始末。 一転明日は冬本番に逆戻りだとか。野鳥たちもONにしちゃった「浮かれ頭」のスイッチを元に戻さなきゃね。

今宵の月(月齢12.267)

だいぶノッペリしてきました。満月まであと二日です。

赤啄木鳥(アカゲラ)♀

この冬はいつもならもっと標高の高い山地にいる野鳥たちが里山に降りてきているように思えます。カケス然り、ヒガラも然り、そしてこのアカゲラにも高い頻度で会えています。 さて、アカゲラに限らずキツツキの仲間には共通した特徴があります。 まず足趾(…

今宵の月(月齢11.247)

だいぶ丸くなってきた月ですが、満月は3日後の2月2日。 クレーターの陰影も薄くなり、面白味に欠けてきたかも。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) カメラ設定:f=9.5mm F3.1 1/125sec ISO50 Mモード(合成焦点距離f=2300m…

虎鶫(トラツグミ)

2年ぶりにトラツグミに会えました。証拠写真に過ぎないけれど、夕方の暗い林の中をスタコラ逃げていく後ろ姿です。 虎が付くほどの強そうな名前とは裏腹に、自分より小さなシロハラなどにも追い回される臆病な鳥ですが、夜の静寂に響く鳴き声だけは十分ホラ…

今宵の月(月齢10.246)

一日挟むと丸みがいっそう増して見えます。 一昨日には夜明け直後でクッキリしていたプトレマイオスやアルフォンススの輪郭も、太陽光が順光になるにつれて見えづらくなってきました。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) …

巴鴨(トモエガモ)♂

【カモ目カモ科】環境省レッドリスト絶滅危惧II類(VU)) 某公園池に2年連続で渡来してきたと聞き、寄り道してみました。渡来情報がネット上に流れていたので巨大レンズの砲列を想像していたのですが、幸い先客が一人いただけの静かな鳥見が出来ました。どう…

百舌(モズ)♂

哀れな犠牲者は何でしょう。ケラのようにも見えますが確信が持てません。 どうやらハヤニエ*1制作中だったようで、枝の小さな突起に幾度も押しつけていました。 結局うまくいかずに獲物ごと飛び去ってしまいましたが、この枝振りでは無理でしょう。 撮影デー…

今宵の月(月齢8.179)

撮影した17:17はまだ青さの残る空ですが、月面に露出を合わせると漆黒の闇になってしまいました。 アペニン山脈の南西端、エラトステネスが夜明けを迎えています。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) カメラ設定:f=9.5mm …

四十雀(シジュウカラ)

枯れたススキの中からカサカサ聞こえてきたので、アオジかホオジロかなとのぞいてみたらシジュウカラが飛び出してきました。 樹林を好む鳥の印象ですが、シジュウカラやエナガ、時にはメジロさえもススキのブッシュに潜んでいます。 茎の中に隠れている越冬…

今宵の月(月齢7.249)

夕方から曇りだした南関東は、これから雨が降るようです。 せっかくの上弦の月なのにと恨めしそうに中天を眺めていたら、一瞬だけ雲が途切れてくれました。 といっても薄い雲越しだったので、昨夜のような切れはありません。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Ko…

エクスプローラ上でExif表示

Microsoftからリリースされた無償アドオンソフト、Microsoft Photo Infoを使ってみました。

白腹(シロハラ)

名前ほどには白くないお腹ですが、同じツグミ科のアカハラと対照をなすネーミングと思えば納得かも。 里山ではツグミと並んで代表的な冬鳥といえますが、個体数が少ない割に目立つのはその気の強さ故か。なにしろ同じ食性のツグミやトラツグミに鉢合わせしよ…

今宵の月(月齢6.289)

だんだん月撮りの醍醐味が味わえる月齢になってきました。 実験的に月撮影に常用している50xアイピース(TSE-9W)ではなく、鳥撮り主力の32xアイピース(TSE-14WE)で撮影。 色収差がTSE-9Wより顕著に感じられるのはデジカメ側が長焦点になるからかなぁ。 画像サ…

鵯(ヒヨドリ)

くわえた葉っぱが可愛らしいヒヨドリですが、実はお食事中。ほとんど樹上で生活するヒヨドリの地べたでの採餌は珍しい光景です。 これまでも水浴びを除き地上のヒヨドリを見たことは数えるほどしかありません。前回はキャベツ畑に群がっているところで、しか…

今宵の月(月齢5.229)

昨夜とは一転、切れのある月です。 大気の状態もほどほどで、クレーターもクッキリの五日月。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) カメラ設定:f=9.5mm F3.1 1/25sec ISO50 Mモード(合成焦点距離f=2300mm相当 F5.8) トリ…

頬白(ホオジロ)♂

スコープに捉えたホオジロを見ていたら、一瞬お腹の真ん中に穴が開きました。 驚いて目を凝らすと何事もなかったように穴が消えています。 これが野生の鳥では初めて見る抱卵斑。卵を効率よく温めるためにこの部分の羽毛が抜け落ちるのだそうです。 ↑一瞬見…

今宵の月(月齢4.239)

今宵の月は雰囲気重視で。 雲に濾された月は柔らかな光彩を身に纏いつつ西の彼方に向かいます。 EOS 20D EF400mmF5.6L USM + ExtenderEF2xII ISO200 1/6sec F5.6 (合成値:f=800mm F11) WB:3200k トリミング50%

小綬鶏(コジュケイ)

狩猟鳥として大正時代移入されたコジュケイは中国南部が原産地。狩猟関連団体により相変わらず放鳥され続けています。生態系の保全や固有種保護の観点からは不思議ではありますが、特定外来生物には検討さえされていないようです。こんな狭い国土でゲームハ…

ここ数日ほど根を詰めた作業を続行中。気分転換に午後から久々の鳥見散歩。 目:コジュケイ・コゲラ・キセキレイ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・モズ・ルリビタキ・シロハラ・ツグミ・ウグイス・エナガ・シジュウカラ・メジロ・アオジ・シメ・ハシブトガラス・カ…

瑠璃鶲(ルリビタキ)♂

今冬メスもしくはオスの幼羽しか見ていなかったルリビタキですが、バッタリとオス成鳥に遭遇。 ここまで3年を要すブルーに出会うと思わず顔がほころびます。 夢中でシャッターを切るうちにみるみる近づいてくるのでピントを合わすために後ずさりするはめでし…

企業倫理

同族会社とかオーナー会社だとトップの倫理観が麻痺するとなし崩しになりがちなんだなぁ。今更だけど再認識。 しっかし、不祥事が露見するとまずは「パートが勝手に」なんですよね。 呆れてものが言えねーや(>_

鶫(ツグミ)

渡来直後に比べるとだいぶ人間への警戒心が緩んできたツグミ。 三脚からデジタル一眼レフを下ろし、デジスコに載せ換える作業中も待っていてくれました。 植物に疎い私にはこの棘だらけの樹木の名が分かりませんが、ツグミはこの棘に囲まれて安心していたの…

デジスコの実践

デジスコを導入して半年経過したのを機に軽〜く総括。

青鷸(アオシギ)

4日ほど前、悪条件を覚悟での撮影リトライ。この時点では同じ場所に居ました。ただし周囲を野良猫が徘徊していたのでそのまま居着くかどうかちょっと心配ですが。 アオシギの繁殖地は中国・バイカル・ウスリー方面。越冬地の日本ではひっそりと目立たぬよう…

翡翠(カワセミ)♀

カワセミの分布は意外なほど広く、ユーラシア大陸をほとんどカバーしています。日本でも北海道から南西諸島までの広い範囲に分布していますが、北海道など北方のカワセミは冬季になると南下するのだそうです。水中に飛び込んで小魚や甲殻類を補食するのです…

中村征夫氏の講演

水中写真の第一人者、中村征夫氏の講演を拝聴してきました。 決して雄弁ではない、むしろ飄々とした語り口にとても好感を覚えた2時間。 プロジェクターにより氏の写真を上映をしながら日本や世界の海の現状を解説。 温暖化により壊滅的な打撃を受けている珊…

百舌(モズ)♂

地元農家の方によれば、ここ十年ほどでモズはずいぶんとその数を減らしているそうです。 彼らの好む開けた疎林や農耕地が減っているのだから、それは当然の帰結。 モズに代表される里山の動植物が急速に減っていくことに多くの人々が痛痒を覚えない限り、開…

瑠璃鶲(ルリビタキ)♂幼羽

目当ての林にやって来た2シーズンぶりのルリビタキ。部分的に青みが生じていることからオスの幼羽と思われます。 この個体に気付いたのは例の「カッカッカッ」という地鳴き。ジョウビタキとよく似た鳴き声です。 人慣れしていないせいか枝に隠れながらのぞき…

未明の月(月齢26.311)

薄い雲に覆われ、地平の底から照らされた空はヴェールの様な有様。撮ったままではコントラストがほとんどありません。 極力見たままの印象に近づくよう、コントラストを上げてみました。でもあまり美しくないなぁ。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-82…